バイオファンドの盛り上がり

バイオファンドのニュースが立て続けに入っています。

先日、メルクのCEOだった Roy Vagelosの公演を聴いていましたが(半分以上回顧録でつまらなくて寝ていましたが^^;)、もう大企業が全額負担をして自社内で創薬をやる時代は過ぎていて、小さなベンチャーのシーズを発掘し、それを生かして・組み合わせて製品として販売する形に移行しており、みなさんの(スタンフォードの学生、職員向けだったので)研究から生まれたシーズをつぶさに見ることが重要なんだ。という、ある種当たり前のことを今後の展開として強調していました。小さな企業を作ることは、日本でもアメリカでも分け隔てなくできる上、アメリカの様に「宗教的にES細胞はちょっと・・・」という国民性もなく、今後の大規模スクリーニングに欠かせない機械工学に強い分、他国より有利だと素人考えながら思います。バイオファンドの投資がもっと増えて、バイオの基礎は日本にあり!のようになればよいと考えるこのごろ。