開発環境
某氏が、バグ発見にて
そろそろCVSで管理した方がいいかなぁ。
と言っていたのを見て、開発環境のサマリも面白いかと思い立った。研究効率には影響するが、論文には現れない部分だし。
以下に、我々のSCMD( http://scmd.gi.k.u-tokyo.ac.jp ) の開発環境と、ここ2ヶ月お邪魔していたSGD ( http://www.yeastgenome.org/ ) のものを比較してみる。
差が大きい事に、結構SGDの人におどろかれた&意外とSGDの人たちは新しい環境は追求しないなぁ(先方の知らないものもあった) と思った。もっとも、SCMDのメンバーがあたらしもの好きであるという側面はある。新しいものの追求に時間を取られても仕方ないが、導入すると効率のあがるものも多い。IDE(統合環境)や、versioning systemは、その例ではないだろうか。
SGD | SCMD | |
HW | Sun V880 | Dell PC, PenIII Dual |
---|---|---|
OS | Solaris8 | Linux |
Versioning | CVS | Subversion |
Web | Apache + Perl | Apache + Tomcat |
Information Sharing | HTML | WebDAV on Apache |
(Web page) | Wiki (PukiWiki) | |
DB | Oracle | PostgreSQL |
IDE | Emacs | Eclipse |
Bug Track | Bugzilla | Trac |
http://www.edgewall.com/trac/ |
おまけ。
- Subversion ( http://subversion.tigris.org/ )は、Mac OS X を利用している場合 metissianのパッケージ http://metissian.com/projects/macosx/subversion/ を利用すると良い。他のsubversionは、ssl に対応していないものがあったり、eclipse のsubverion client である、subclipseから呼び出しを行うのが面倒なものが多い。このmetissianのパッケージには、javahlが含まれているため、subclipseと相性が良い。
- Eclipse には、Perlの開発環境となるプラグイン EPIC http://e-p-i-c.sourceforge.net/ がある。