確率と統計のパラドックス

確率と統計のパラドックス―生と死のサイコロ

確率と統計のパラドックス―生と死のサイコロ

数式を極力排除して、確率と統計の導入を行おうとした本。数学系の本にしては珍しく、確率統計の歴史的な生い立ちを順に説明している点は評価高い。しかし、話が飛び飛びになり、一貫性を欠いているように感じられる。途中からは飛ばし読みをしてしまったが、全般的に読みにくい。もっと小説的に書くか、あるいは、問題を明確にするか、どちらかしたほうがよいように思われる。