ファイルに入ったkey-valueから簡単にHashを作成しましょう。
タブ区切りや":"で区切られた文字列を簡単にHashに入れて、使いやすくしましょう。
たとえば user.txt として、
Name:Jun Sese Date:2008-07-30 Status:Alive
とあったとすると,
% irb irb> data = open("user.txt").read => "Name:Jun Sese\nDate:2008-07-30\nStatus:Alive\n\n" irb> user = Hash[*data.split("\n").map{|e| e.split(":")}.flatten] => {"Status"=>"Alive", "Name"=>"Jun Sese", "Date"=>"2008-07-30"}
となります。偶数個の要素を持った配列から、Hashが作成できる機能を利用しています。
open.read ではファイル全体を読み込んでいます。Hash... は、読み込んだ内容(data)を行毎に区切って配列にいれ(split)、各行を":"で区切って要素数2の配列にし(map)(ここで配列の配列ができあがっている)、配列をつぶして(flatten)、Hashを作成しています。dataの前(Hashの後)の"*"は配列を一段展開するおまじないです。ary=1,2,3 に対し、*ary = [1,2,3]になります。
irb> user["Date"] => "2008-07-30"
と取り出せます。