Rによるバイオインフォマティクスデータ解析(第2版)
著者の樋口さんより献本頂きました.ありがとうございます.
この本が合う人は明確です.
- Rで何が出来るか眺めたい.
- Rを使い始めて,使い方を検索エンジンで検索したが,全然見つからない(入れるべき単語が分からない)
- RJpWikiとか眺めたけど,専門用語っぽいものがわからないので,俯瞰したい.
- 理論はどうでもよいので,Rで出来そうな事を一通り見てみたい
というタイプの人です.これ一冊でRが1から10まで分かる事はありませんし,データ解析のイロハが分かる事もありません.ましてや,バイオインフォマティクスが何かにも答えてはくれません.例題も時々DNAの塩基配列やBioconductor(Rを用いたバイオデータ解析用の一連のコマンド群)が出てきますが,例題として出ている感じです.
なので,はじめから最後まで通して読むのではなく,辞書的に使う本です.特に図を眺めて,自分の目的にあった検索用語を調べるための簡易辞書として,使えるのではないでしょうか.
Rによるバイオインフォマティクスデータ解析 第2版 −Bioconductorを用いたゲノムスケールのデータマイニング−
posted with amazlet at 11.01.26